こんにちは、turi popです♪
アメリカ発祥のブラックバス釣り。
使われる用語も横文字が多く
和製英語も入り混じって
初心者には少し敷居が高く
感じてしまうこともあります。
この記事ではそうした
バス釣り用語の中でも、
間違った意味で使われてしまうことが
意外と多い
- ストラクチャー
- カバー
について紹介します。
下の目次から今知りたい
バス釣り用語を調べてみると
いいかもしれません。
ただの言葉の定義だと思って
知らないままにしておくと
もったいないですよ!
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ストラクチャーとは
単純にストラクチャーを和訳すると
「構造物」になります。
残念ながら?
多くの人が間違った認識を
持っているのですが…
橋げたや水門などの
人工構造物=ストラクチャー
ではありません!
バス釣りにおけるストラクチャーとは
人工構造物を指すわけではなく、
「地形の変化」の事を指します。
代表的な例は
以下に挙げるようなものです。
ストラクチャーの種類
ストラクチャーといっても
色々な種類があるので
一つ一つ説明していきますね。
一度に全部覚えるのは
大変なのでたまに確認して
覚えていきましょう!
かけあがり
代表的なストラクチャーとして
「かけあがり」という
用語があります。
下の図のようなものですね!
かけあがりは別の名を
ブレイクなどとも呼ばれ、
浅いところから急激に深くなる
地形の変化のことです。
かけあがりに沿って
魚が回遊していく場合も多く、
バスフィッシングをする上での
好ポイントの一つとなっています。
サンドバー
ストラクチャーの種類!
2つ目に紹介するのは
サンドバーです!!
下のようなものが
サンドバーですね♪
流れによって砂が堆積して浅く島のよ
うになった場所のこと。
いわゆる「中州(なかす)」のことです。
こういった場所では流れに変化が
発生するため周辺に
バスがいる可能性があるかも!?
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浚渫跡(しゅんせつあと)
なかなか聞きなれない用語ですが
浚渫跡(しゅんせつあと)と
読みます。
こんな感じの地形です!
湖の底を砂利の採掘やヘドロの
除去のために掘り起こすことを
「浚渫」と言います。
浚渫した場所は起伏があり
ハードボトムとなるので、
バスが好む場所となります。
チャネル
続いてのバス釣り用語は
チャネルという言葉です。
湖流や川の流れによって
底面が削られてできる、
湖底にある深い溝のことを指します。
こういったところには
バスがつきやすいですね!
ハンプ(馬の背)
ストラクチャーって
結構種類がありますね!
こちらは少し今までとは
違った地形、ハンプ!!
ハンプとは岬が水中に
そのまま伸びたような地形のこと。
水中で馬の背のように
盛り上がった部分となり、
起伏がある場所です。
水中にある島も
ハンプに含まれます。
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フラット
まだまだいきますよ!
ストラクチャーの種類と意味!
これは簡単♪
フラット
平らな形状をした地形のことです。
フラットとは「平ら」という
意味ですからね。
自然のものだけでなく
日本のリザーバーによくみられる
道路の跡や畑の跡といった
人工的なものもあります。
岬
こんな地形もストラクチャーの
種類に含まれるんですよ!
岬!!
岬とは湖に対して張り出した
地形を指します。
岬にはシャローとディープが
混在するためバス釣りにおける
重要ポイントの一つです。
水通しもよく、居着きのバス
回遊のバスのどちらの魚も
狙うことができます。
現場はもちろん、
地図を見るだけでも
誰もが見つけられるであろう
一級ポイントですよ♪
ワンド
お疲れ様です♪
ストラクチャーの最後は
ワンドという地形!
湖の湾曲部のことで「湾」状に
なった地形の事です。
水通しはあまりよくありませんが
魚は溜まりやすくなっています。
春先の産卵シーズンでは、
ワンドの中で産卵する魚も
多くいるんですよ!
ワンドの出入り口は
岬状になっていることが多く、
魚の通り道になります。
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カバーとは
カバーは大きく以下の
二つに分けることができます。
ソフトカバー:ベジテーション(水生植物など)で形成されるもの
ハードカバー:立ち木や橋脚など
カバーの意味としては
外敵から身を守ることのできる
影となるものや、
視線を遮るものと考えると
わかりやすいと思いますよ。
カバーの代表例としては
次のようなものがあります。
カバーの種類
ストラクチャー同様に
カバーにもたくさんの種類が
あるのでサラッと見ていきましょう!
バスの隠れる場所である
カバーを押さえておくと
釣りの話をするときに間違いなく
役に立ちますので覚えておいて
絶対に損はしませんよ♪
オーバーハング
多くの種類が存在する
カバーですがはじめに紹介する
用語はオーバーハングです!
下の画像がそうですね。
オーバーハングとは
木が覆いかぶさっている場所のこと。
バスが好むシェードを
作り出すだけでなく
落下してくる昆虫などを狙った
バスも集まります。
用語の意味
シェード:日陰 |
桟橋(さんばし)
こちらは簡単なので
解説は不要かと思いますが一応!
桟橋です。
船に乗るために沖に向かって
設置された橋のことです。
橋げたやシェードなど
バスが好む要素が複合的に揃った
ポイントです。
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消波ブロック(テトラポッド)
こちらの用語もかなり耳にする
ため知っている方が多いと
思います!
テトラポッド
波がぶつかる場所に設置され
波を弱めるためのブロック。
川の流れが良く当たる部分や
波が強く打ちつける湖岸
海岸などに置かれるため、
水通しが良くいだけでなく魚も
身を隠しやすいポイントになります。
スタンプ
あまり聞きなれない用語かも
しれませんね、スタンプ!
スタンプとは水中の
木の切り株のことを意味します!
ダム湖などに多く見られ
バスの付き場になっていますよ。
立ち木・ティンバー
カバーも結構な種類がありますね!
次は立ち木です。
いかにもバスがいそうな場所ですね。
立ち木とは水没した木々のことです。
もともと山であった場所を
水域にしたダム湖などに
多く見られます。
集合的な立ち木のことは
ティンバーと呼びます。
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ブッシュ
これは押さえておきましょう!
見つけたらトライしない
手はありません!!
ブッシュ♪
ブッシュとは水中や岸際にある
藪のことです。
水につかったブッシュは
バスの絶好の隠れ家です!
デカバスが潜んでいることも
多いので見逃してはいけません。
レイダウン
こちらも絶好のバス釣りポイント!
見つけたら絶対に探らなければ
いけないのがレイダウン!!
上の写真のようにレイダウンとは
水の中に倒れこんだ木のことです。
見るからにバスの隠れ家と
なっていて釣れる気しかしません♪
ブッシュと同じような働きをします。
水生植物
さて、少しややこしい部分が
水生植物です。
ソフトカバーと呼ばれる
水生植物にはいくつか呼び方に
種類があるため詳しく
みていきましょう!
ウィード
ウィードとはキンギョモや
エビモなど水中に沈んでいる
藻のことをいいます。
リリーパッド
リリーパッドとは、
ヒシモやハスなど水面に葉を出す
水生植物のことです。
リーズ
リーズとはアシやガマなど
岸に生えている水生植物を
意味しています。
これら水生植物はバスの餌となる
小魚や甲殻類が多いだけでなく、
鳥などの外敵から身を隠すことが
できるためバスも集まる場所に
なっています。
覚えておきましょうね♪
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ストラクチャーとカバーのポイントとまとめ
最後までお疲れ様でした♪
釣り用語って本当にたくさんあって
ややこしいですね…
ストラクチャー=地形変化
カバー=遮蔽物
ストラクチャーとカバーの
違いについて大体のイメージで
わかったと思います^^
バスを釣るためには
ストラクチャーとカバーの
両方の要素を考えなければ
なりません。
一般的にはストラクチャーの方が
カバーに比べて魚を寄せる力が
強くなります。
地形の変化という規模の大きさは、
そのままバスの捕食や回遊ルートに
使われることが多いためです。
ストラクチャー狙いで
その日のスイートスポットを
見つけることができれば、
同じところに投げているだけで
一日中釣りが成立してしまうことも
あるのがバスフィッシングです♪
しかし、ストラクチャーは広大である
がために、ポイントを絞り込むのが難
しい面もあります。
そこで、ストラクチャーに絡む
カバーを狙っていくことで、
効率的に魚を探していくことがで
きるようになります。
ストラクチャーとカバーの違いを
しっかりと理解して、
釣果アップに繋げましょう!
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