鯛カブラと鯛ラバ(タイラバ)の違い。

マダイ




こんにちはturi popです(^^)

 

今回turi pop読者様よりこんな質問が
寄せられたので紹介します!

鯛カブラと鯛ラバの違いが
よく分かりません!

この前鯛ラバ遠征に行ったのですが
船頭さんは鯛カブラと
言っていました!

どちらも同じような気もしますが
違いがわかりません!

教えてください!

 

ご質問ありがとうございます(^^)
早速解説していきましょう!

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鯛カブラと鯛ラバの違い

鯛カブラと鯛ラバについて語るには
まずはそのルーツを
知っておきましょう!

 

どちらも鯛を釣る仕掛けですね!
対象魚はもちろんマダイ!

今も昔も日本のお祝いの席には
欠かせない魚の王様ですね♪

 

時はさかのぼり
鯛カブラも鯛ラバもまだ
存在していなかった時代の話です!

ことの発端は瀬戸内海!

 

みんな大好きなマダイを
昔から日本の漁師さんたちは
競って釣り上げていた訳ですが

当時の仕掛けはオモリの先に
餌のエビをつけて釣るという
とてもシンプルなものでした!

 

この仕掛けは今で言う
一つテンヤという釣り方で

釣り人なら誰でも聞いたことある
仕掛けだと思います!

 

やがて一つテンヤを使う
漁師の中に餌ではなく
ナイロンやゴムで出来た疑似餌を
使う人たちが現れました!

これが鯛カブラです!

当時はまだまだ鯛カブラを
漁師以外で使うものはおらず
一般の釣り人には珍しい釣り方でした!

 

それがやがて一般の釣り人にも
浸透し始めます!

その徐々に広まっていく段階で
鯛カブラではなく鯛ラバという呼び方で
浸透しはじめました!

これらが鯛カブラと鯛ラバの
ルーツになります(^^)

 

まとめると鯛カブラと鯛ラバは
同じ仕掛けですが、
鯛カブラ漁師の間で浸透した
言葉
であり

鯛ラバはそれらが一般の釣り人の間で
浸透したときに出来た言葉

ということになりますね!

 

ちにみに鯛ラバの語源は英語の
rubber(ゴム)です!

 

ルアーフィッシングとして広める
ために鯛カブラよりも
スタイリッシュな言葉が選ばれた
のかもしれませんね♪

そのためテンヤに比べて
鯛ラバの歴史はまだまだ浅いです!

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鯛カブラと鯛ラバの釣具業界での違い

先程述べたように
鯛カブラも鯛ラバも造りは全く同じ
なのですが釣具業界での認識は
少し異なるようですね!

 

鯛カブラは鯛ラバよりも
軽いシンカーを用いるため

メーカーによってはテンヤと
鯛ラバの中間が鯛カブラという
位置づけ
のところもあるようです!

 

どうしてそう言い分けられてるか
というとこれもまた
鯛ラバが広まったルーツに
ヒントがあります!

 

そもそも鯛カブラと鯛ラバは
流れの緩やかな瀬戸内発祥なので
オモリも軽いものしか
ありませんでした!

 

鯛カブラが鯛ラバとして
釣り人たちに広まると外海でも
鯛ラバをしたいという
釣り人たちのニーズに答えるために

釣りメーカーたちは
競って重い重りを搭載した
仕掛けを作り始めます!

 

そのためか釣具業界では
鯛カブラより鯛ラバは重いという
認識になったのかもしれません。

 

当時の常識からは鯛カブラのような
釣り方は考えられないもので
鯛釣りを普段しない人も興味を持った
人が多かったんですよ。

 

そして期待の声に応えるように
鯛カブラ(鯛ラバ)は爆発的に全国へと
広まり始めるのです!

 

つまり現在あるような
ヘビーな鯛ラバはすべて最初は
鯛カブラという呼び方でした。

 

鯛カブラが全国に広まった後に
仕掛けのネクタイにラバーが
使用されていることから鯛ラバと
呼ばれるようになったんですね(^^)

 

ただし、呼び方は地域によって
違うようなので鯛カブラと鯛ラバの
明確な違いはないと考えてOKです。

 

鯛カブラ発祥の瀬戸内海あたりでは
鯛カブラという呼び方の方が
メジャーかもしれません。

そして、鯛カブラは漁師が開発した
仕掛けですから漁師の間では
鯛カブラと呼んでいる人が多い気がします。

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鯛カブラと鯛ラバの違いまとめ

鯛カブラも鯛ラバも仕掛け自体に
違いが見られないので
何が違うのかと疑問に思う人が
非常に多いのですが、

地域によって呼び方が異なるという
ことでした。

 

瀬戸内海の漁師が考案した鯛カブラが
一般の釣り人向けに浸透する時に
鯛ラバという名前が誕生して
現在のようになっているんですね。

 

同じ仕掛けでも地方によって
呼び方を変わるので
まるで方言のようですね♪

イナダ、ワラサ、ブリ的な…

 

turi popでは他にも釣りに関する
質問をお待ちしているので
よかったらお寄せくださいね♪

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